重要な数週間
ここ数週間は恐らく今年に入り重要な数週間となりました。G20 では日本が議長国となり、米中貿易戦争は一時休戦となりました。直近に米国FRBは利下げバイアスを強め、欧州のECBも連れるとの観測が広がっています。米株は利下げ期待で最高値を更新しました。...
相対的に好調なインド経済、日本での老後の資産形成
直近に発表された中国の経済統計は強弱まちまちでした。輸出は予想に反して減少、輸入は拡大し、貿易黒字の減少幅が拡大しています。対米輸出の減少幅が大きく、今後米中貿易交渉で合意に至っても輸入が拡大することにより、経常収支の黒字は縮小に向かう公算が大です。...
令和の新時代へ
中国の景気は、足元で持ち直しを示唆する経済指標の発表が続いたものの、米中貿易戦争の深刻化により、景気を楽観視する見方は早くも打ち消されつつあります。 米国の現政権はロシア疑惑を乗り切りつつあります。自ら仕掛ける貿易戦争により引き起こされかねない株価下落にも、その政権基盤への...
中国経済~悲観論が後退、新元号の発表
1.中国経済~過度な悲観論が後退 昨年秋以降、世界経済は弱い指標の発表が続き下振れ懸念が強まりました。 昨年10月に中国の製造業PMI(財新)が急低下し、年始に欧州でユーロ圏自動車生産が前月比マイナスになるなど、中国を起点とし、英国のEU離脱問題も影響して各国の輸出や生産、...
中国で全人代が閉幕
中国、欧州で発表された最近の経済データは急速な減速を示しています。世界経済における関心事の一つは、年後半に景気が持ち直すかどうかです。 世界経済全体は、米国の消費に下支えされており、雇用が悪くないことなどによります。雇用は遅行指標ですので、今後悪化しても後1年くらいは持...
米中の金融政策は緩和バイアスが強まる、ほか
1.米中の金融政策 米FRBは1月30日発表のFOMCにて利上げサイクルの終了を示唆する声明を出しました。 中国人民銀行の発表によると、1月の新規人民元建て融資額は市場予想を大幅に上回り、金融緩和姿勢を強めたことが鮮明になりました。内訳を見ると法人向け貸出額が大幅に増加して...
英国でのEU離脱案否決ほか
15日、英国では欧州と合意されたEU離脱案が議会により大差で否決されました。ポンドに大きな変動はなく、英国、欧州の動揺は織り込み済みだった模様です。 メイ政権は合意なき離脱、再合意案の提出、離脱延期、退陣などの選択を迫られています。混沌とした状態は続くものの、金融市場からの...
新年あけましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。 2018年は会社を設立し記念すべき年になりました。IT顧問、代理店、パートナーの皆様のご協力を得て物販と情報配信事業を開始しました。 2019年はお客様、パートナーの皆様に愛される製品・サービスを引き続き目指し、規模の...
中国経済、日本の入管法改正
中国経済はインフラ投資が一定の下支えをしながらも、コントロールされ減速しています。 12月に発表された指標から消費は先月に引き続き減速していることが確認されました。PMI新規輸出受注指数も先月に引き続き低下しました。住宅政策は価格高騰と家計の債務残高の上昇を受け、需要と供給...
国際情勢と北方領土問題
足下で国際情勢は大きく動いており、内外で転機を迎えています。 18日のAPEC首脳会談では初めて首脳宣言の採択が断念されました。 米国が対中政策を硬化させたことにより、世界経済は下振れのリスクシナリオが実現したと見ます。国際金融市場は荒れ模様が続きそうです。経済に道義はあっ...