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景気とある老画家の話

世界経済は緩やかな回復が続いています。主要国で流行したコロナ変異株の影響により、今春の想定より全体的に景気は下振れているものの、ワクチン普及により過度の悲観は後退したと見ます。米国の物価は上振れ気味である一方、一時的な要因により次第に落ち着くとの見方が優勢です。経済の不透明性は低下し、年内は穏当に推移しそうです。


国内は政局にあります。退陣を表明した菅首相は立て直しに尽力し成果を挙げられたと思います。


今後について、東京・日本橋である老画家(象徴主義)が自身の信条を話されていたことが思い出されます。


“芸術はその人の感性、感情、知性、精神、本能からなる世界観の表現であり、その世界観の確立にはそれを研ぎ澄ます生きざまが必要だ。美は黄金比からなるフォルムと空間、色彩などにより表現された感性のレベルから始まる。感性、感情、理性、精神、本能と深まっていき、深いほど心に突き刺さる。一番深いのは本能の美であり、それは生き死にを決めているからだ。生を支える要素は愛であり、純粋化されたその核は活動エネルギーの根源となる。象徴主義の美は愛、死、悲しみ、喜び、精神、本能的なものに含まれる美意識を造形化し創造したものだ。”


政治が人の感情を動かすという点において芸術に近いところがあるとするならば、コロナの猛威が落ち着いた後は、衛生に加え、経済、国防、教育、文化、生活などに際し活動エネルギーの創出、それは夢や希望を描いて具体化でき、生産目線では規制緩和の実施などを期待したいです。

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