景気とある老画家の話
世界経済は緩やかな回復が続いています。主要国で流行したコロナ変異株の影響により、今春の想定より全体的に景気は下振れているものの、ワクチン普及により過度の悲観は後退したと見ます。米国の物価は上振れ気味である一方、一時的な要因により次第に落ち着くとの見方が優勢です。経済の不透明...
東南アジア諸国、混乱中の可能性、ほか
世界経済は勢いを欠きながらも回復基調を維持しています。7月の グローバル製造業PMI(markit)は55.4と前月の55.5から微減しました。米、欧、英国ではデルタ株などによるコロナ感染の再拡大が見られるものの、ワクチン接種の普及により重症化率、致死率が低下し、ロックダウ...
新興国景気はまちまち
世界経済について、先進主要国、中国景気は勢いが鈍りながらも回復基調にあります。新興国景気はコロナワクチンの接種動向などによりまちまちです。インドの7月の製造業PMI(Markit)は48.1と好不況の境となる50を下回りました。ブラジルはワクチン接種が前進し、景況感が改善し...
世界経済~物価が上昇傾向
世界経済は米、欧を中心に回復傾向が続いています。金融市場における目先の関心事は主要国の物価上昇です。 グローバルな物価上昇は、主に、原油価格上昇による一時的なもの、コロナ下での特殊要因による一時的米国要因、中国での賃金上昇による構造的な始まり、などにより説明されています。...
米国で消費者物価が上昇
世界経済は、米国、欧州、英国ではワクチン接種が進み、インドでコロナ感染拡大が続くものの、4月のグローバルPMI(IHS)は56.3(好不況の境:50)と前月の54.8から上昇しました。金融、不動産が好調でサービス部門の上昇が製造業の上昇を上回りました。一方、消費関連サービス...
世界経済の回復、ほか
世界経済は、足元の景況感をよく反映する3月のグローバル製造業PMI指数が55と前月の53.9から上昇するなど回復を加速しています。米中におけるコロナ禍影響の一服や米国での大型財政出動決定が背景に考えられます。中国の1-3月の輸出は前年同期比で+49%増加しました。パソコン、...