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ヨブ記と米国

”ヨブ記”は旧約聖書のはなしです。その解釈には諸説あります。あまり詳しくはないのですが、概要について興味深く思っていました。 解釈が少し違っていると思われましたらご容赦ください。 途中までのあらすじとして、ヨブは立派な人間で財産、家族に恵まれ幸せでした。 ところがサタンのそそのかしにのった神はヨブの忠誠を確かめようとします。 ヨブは財産を奪われ、家族を失い、業病をわずらいます。 ヨブは、道徳ではなく力で支配する神の恐ろしさに気づいてしまい、 自分は一部でしかないと悟り、賢くも口をつぐんでしまいます。 一方、全知全能であるはずの神は、被造物の人間ヨブが道徳的に上回ったことをひそかに認め、元来罪深く作られている人間に生まれかわらなければならない、という欲求を高めます。 中国は、天安門事件から30年弱を経て、米国のドル貿易体制で、借金により消費する米国に輸出し、その貿易黒字で米国債を購入し、経済成長しました。中国が自由主義貿易を訴える中、 米国のトランプ大統領は、地球温暖化対策のパリ協定から離脱することを決断した、と報じられました。 中国が自国利益をこれまでとおり追求しているのは違和感ありませんが、トランプ大統領は、米国の暗黒面を世界に認識させました。 核兵器を保有した人間は、自分自身をよく知っているかどうかは問題にせず圧倒的な力という点に限れば神に近いかもしれません。 人間になろうとしている暗黒の神(あくまでイメージとして)を受け入れ、暗黒に耐えていながら、なおかつ破滅しないでいることは、洗い流す徳だけではなく、知恵も必要、という解釈があるようです。

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