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AIが到達できない「大局観」の正体~内生化する覚悟

  • 4月21日
  • 読了時間: 2分

AIの大局観が現状の後追いが限界であるのは、新しいことをノイズ、外れ値として切り捨ててしまうからです。


人間は、新しいことを“異常”として処理し、常識やこれまでの見方を守ろうとします。いちいち考え方を変えるのは疲れるからです。しかしながら、いよいよ異常が続くと、ギャップに耐え切れなくなり、自分の常識が間違っていたとギブアップして、新しいことを異常でなく、新常態であると、エネルギーを使って頭の中を書き換えます。


AIも新しい事象が異常、外れ値でないと判断するためには、サンプル数を蓄積しなければなりません。たった一つの新しいことで大局観をつくることができません。


それをするには、特殊な人間が、生死をかけたような、特殊な瞬間に発揮する、火事場のくそ力的な、全人生の重みをかけた、無意識のまだその下の層での、瞬間的、破壊的な事象の重みづけの変更を伴うようなプログラミングが必要であり、さらに、その結論を自信をもって示すには、覚悟、責任、痛みなどの覚醒状態をコンピュータも体現していなければなりません。


自分の判断を外生変数ではなく、内生変数にしてしまう、そういった覚悟、それは意志を持っている状態です。もう人間に管理できない状態でしょう。確率の計算、すなわち過去の奴隷ではなく、覚悟の決断、未来の主人です。

 
 
 

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