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英国でのEU離脱案否決ほか

15日、英国では欧州と合意されたEU離脱案が議会により大差で否決されました。ポンドに大きな変動はなく、英国、欧州の動揺は織り込み済みだった模様です。

メイ政権は合意なき離脱、再合意案の提出、離脱延期、退陣などの選択を迫られています。混沌とした状態は続くものの、金融市場からの示唆として時間をかけフィックスされていきそうです。

中国経済は、米中貿易摩擦、設備投資の循環要因、社会融資総量が伸び悩み減速中です。12月の製造業PMI(財新)は50割れとなりました。内訳をみると、外需、内需ともに弱く、政府による強力な下支え策が打ち出されない限りこの傾向は続くとみます。

日露間では領土問題が協議されています。日露平和条約が締結されると、つぎに北東アジア共同体構想が見えてきます。莫大な総需要創出が見込まれ朝鮮半島との関係は重要なものとなりそうです。

国内における憲法改正の極論は、戦争ができるようにするかどうかだとします。周辺国は日本の動向を気にしているでしょう。

世界史は世界裁判です。近世まで歴史は力よりも真実、正義を重んじる民族に死刑を宣告してきました。

現代において、理性、愛、自由、生命の尊重、人間の退行を妨げる環境への確信と自信、利他となる勇気、先祖のパワー、技術革新、教育、ほかいろいろ頼み、呼び起せるか世界で問われているのだと思います。

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