板門店宣言
完成されるということは終わりを生じさせます。
開戦か平和統一であるか、世界中継により答えは示されました。米による軍事介入はありえても3年以内は遠のいたと見ます。
神話、宗教、芸術の世界は計算されて作られるものではなく、膨大な体験の発露であります。方向は確かにあると感じられるもののおぼろげです。経済的秩序はより多くが数学により定まり、歴史的秩序は運命、民族総体としての感情と意思により定まります。
非核化、国交回復が進むにつれ、水準は低くとも相対的な南北の地域プレゼンスは上昇し、米中のそれは低下すると見ます。
日ロにとり、板門店宣言の実現は北東アジアを政治的に安定させます。人口動態的な日ロの総需要低下を打ち消す、新たな需要の創出が予見されます。地域での交流深化は北方領土問題の進展を促す要因となります。
平和的統一は株価の上昇要因として期待できそうです。