「北」と中国
最近について私が思ったことです。 北朝鮮の問題はしばらく膠着状態が続こう。 時間の経過は米国と同盟国に有利に働く。 北が核開発を続ける限り、日韓の再軍備は着々となされ、アジアにおける中国優勢のパワーバランスは逆回転を始める。 一方、中国は人事イベントを秋に控え動きがとりにくい。 「北」の核開発は国是だ。仮に原油禁輸など独自制裁を科せば、真珠湾攻撃をした日本の記憶をよみがえさせる。 勝海舟はそのようなことを言っていたと思う。中国は歴史があり懐の深い国だ。 もし50年計画があるとするならばそれを10年遅らせる、くらいはなんでもないだろう。 とる道は、とことん北につくしながら体制を変える、 もしくは上映中であり、3歳の純真なこころをもつなら納得、もしくは尊敬すらするであろう映画のストーリーの最後にみせたきかんしゃトーマスの驚きの行動(つい最近中国外相も鉄道のたとえをもちい米朝を諭していた、まさかトーマス映画を見てはいないだろうが・・・)、すなわち、自分があえて不利な道を選び勝ちをゆずってしまう、結果として両者優勝となってしまう、などではないか。