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金融市場は調整局面へ

欧米経済はインフレと供給制約により景況感が悪化し、中国、ロシア経済はロックダウン、戦争によりそれ以上に下押し圧力が加わっています。最近の報道から考えられるのは、

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・戦争はグローバリゼーションの逆回転、さもなければブロック化を促そうとしている。

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・当初想定よりウクライナの抵抗力は強く、一方でロシア経済のストレス耐性も強い。

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・新型コロナウィルスによる悪影響は、当初に欧米の経済・社会へ強く出て、現在は中国、北東アジアで強く出ている。

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国際金融市場では悪材料がかなり出ました。欧米中日株式市場は、物価と金利、中国景気と物流動向に敏感と見られます。燃料価格上昇に直面し、主要新興国では、時間の経過に対して利を盾としようとする誘因は強く考えられ、現状において地政学的不安定な状況と、変動の大きい市場動向はしばらく続きそうです。先進非資源国は逆境で強みをバネとし、時間はかかっても技術革新と応用の促されることを期待したいです。

 
 
 

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